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癌細胞の特徴 Vol.005 [癌を知る]


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 ~ ブドウ糖を絶てば、がん細胞は死滅する! ~

● 癌細胞の特徴 Vol.005

 ◆ 癌細胞におけるワールブルグ効果の重要性

 癌細胞で嫌気性解糖系が亢進している(酸素を使わずにエネルギーを産生する)事を「ワールブルグ効果」と言いますが、この効果が起こる理由として、ワールブルグ博士自身は「癌細胞では、ミトコンドリアでのエネルギー産生に何らかの異常があるため、ATP産生の不足をきたし、その代償作用として嫌気性解糖系の活性が高くなっている」と考えていました。

 しかし、その後の研究で多くの癌細胞においてミトコンドリアの機能自体は正常である事が明らかになりました。

 その為、何故、癌細胞ではミトコンドリアでの酸化的リン酸化が低下して、酸素が存在する状況でも嫌気性解糖系が亢進するのかと言う事が長い間謎のままになっていたのです。

 癌細胞は増殖が早く、血管の新生が追いつかないので酸素不足になりがちです。よって、ワールブルグ効果が起きるのは「癌細胞が、低酸素状況に適応する為の単なる結果に過ぎない」という意見が、昔は、主流でした。

 しかし、最近の研究では、ワールブルグ効果が、細胞の癌化において「重要かつ必要なもの」という考えが主流になってきています。

 具体的に言うと、

 ・癌細胞が増殖する為に必要な核酸・脂肪酸・アミノ酸の合成量
  を増やせる
 ・血管が乏しい低酸素状態でも増殖できる
 ・ミトコンドリアでの酸化的リン酸化を抑制すると、
  細胞死(アポトーシス)が起こりにくくなる
 ・乳酸が免疫細胞の働きを抑制する
 ・癌組織の周辺を酸性化することで癌細胞が浸潤しやすくなる

など、ワールブルグ効果が、癌細胞の生存と増殖の為に好条件をもたらしていることが明らかになってきているのです。(図11)

fig11

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